Googleドライブアプリのサポート停止と新アプリ2種類の使い方

今更ですが、Googleドライブアプリ(Windows)がサポート停止となりますので、これへの対処策をまとめてみました。

ここでの前提はG Suite(Google Apps)と個人用に別アカウントを有しているというちょっと特化した条件です。

新アプリは2種類あります。

  • バックアップと同期:パーソナル
  • ドライブファイルストリーム:ビジネス

表記通り理解してよいのですが、G Suiteアカウントではドライブファイルストリームが適しているとされていますが、前者が使えないわけでもありません。

いずれのアプリも複数アカウントの切り替えに対応していますが、本当に切り替えでして、常時、ささっと使い分けるというような用途には向きません。

このため、ここでは二つのアカウントをそれぞれのアプリで使い分けることを推奨します。つまりG Suiteアカウントをドライブファイルストリームで、個人アカウントをバックアップと同期で利用すると言うことです。

幸い、これらの2つのアプリはまったく別物なので、両方を1台のPCにインストール可能です。

既にGoogleドライブアプリを利用しているところから初めて、おおよそ以下のようにすればよいと考えます。

  1. フルバックアップ(ポータブルHDDあたりに全データをコピーしておく)
  2. Googleドライブアプリの停止
  3. バックアップと同期のインストール、設定
  4. ドライブファイルストリームのインストール、設定

追記:
個人的には1の部分は普段から定期的に実行(毎晩自動実行)しています。rsync系のフリーソフトウェアを用いて、cloud->hddの形式で同期をとり続けています。これでクラウド上にあったファイルはすべてHDDにコピーされた状態を保持しています。

サーバー管理の経験があればこそ、クラウドが100%という盲信はできないですし、操作ミスやアプリの異常動作でデータを削除してしまうかもしれません。一方向の同期を別にとっておくことで、データの保持を図っています。

 

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