共同研究に関連し、沖縄へ来ています。
目的の一つである設置済みのシステムに対し、新たな装置を組み込むため、実験中の現場へと一人で赴きました。
今回は斜面の下端からよじ登らなければなりません。これが「とてもたいへん」でした。途中で靴が脱げてしまい2mぐらい滑り落ちたり、溝に足をとられて眼鏡を落としてしまうというアクシデントもありました。
30分以上かけてようやく上に到着した頃には疲労困憊です。作業を進めながら、昼食はスーパーで買ってきたおにぎりを一人で寂しくいただきました。
追記1:メガネメガネ事件
まさか「めがね、めがね…」を本気で実行することになるとは思っていませんでした。実は頭に乗っかっているという「オチ」を期待しましたがありません。
なにしろ眼鏡がないので深くて暗い溝の下なんて、とても見えないのです(裸眼視力は0.1以下です)。デジカメのフラッシュとズームを使ってなんとか探し出しました。
人の気配が完全にない山中で一人でのことです。先にも進めないし、帰るにも運転もできません。これほど心細い思いをした記憶は他にありません。
追記2:そもそもよじ登る必要がなかった…
実はこれまで通りの上からの経路も使えました。近隣で行われている工事の影響でそこまでの通行方法に変更があったというメールを、私が思い込みで誤解していました。
このことを翌日、社長との会話の中で発覚したとき、コミュニケーションの重要性を痛感しました。