BOTの改善と工学部的な意味(Facebook/Messsengerにも対応)

ちょっと時間がとれたので、LINE BOTのプログラムを拡充して、Facebook/Messengerへ対応させました。「Labot(天野直紀研究室ボット)」(リンクをクリックでも可)で見つかります。

facebook
実装上のポイントは対話のプログラム自体をLINE版ボットから抜き出して共通化し、同じデータベースとプログラムを使って返信を生成しているところです。これで、インタフェースはどちらを使っても、対話の内容はいつでも同一にできます。

このためにGoogle Apps ScriptでLINEとFacebook/Messengerそれぞれのcallbackだけを用意し、callback内部から共通化した返信生成等の処理を呼び出しています。このあたりはいずれ、ソースを整理して公開する予定です。

ところで、BOTは工学部での学び・研究に関係ないのでは?という疑問もありそうです。

センシング分野では、古くはセンサーネットワークとかユビキタス、最近ではIoTやエネルギーハーベスティングといったキーワードで説明されるように、広域でのセンサー利用が実用化されつつあります。そのとき通信網は様々なものを使い分けますが、データを発信する機能は通信網によらず共通で、それはBOTそのものになると言ってよいのではないかと思います。

SNSをセンサーなどの機械、ロボットが使いこなす時代も近いのかもしれません。

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