BOT更新で再認識したプログラミング的思考の必要性

技術的な確認を兼ねて、研究室のBOT(LINE, Facebook/Messenger)を更新しました。

従来はGoogle Apps Scriptで自前のプログラムを用意していました。それはそれで様々な実現技術の学習になりました。

今回はAPI.AIを試しています。これはクラウドサービス型の対話エンジンです。プログラムのコーディングは一切なしで、対話内容を指定しています。

とはいえ、その対話内容の設定にはコーディング的な思考は必要です。例えば、Contextsという設定項目がありますが、これはプログラミングの世界でよく使う言葉で言えば「フラグ」です。会話の流れである「フラグ」を立てたり、ある「フラグ」が立っているときだけ、対象となる対話がある、といった具合です。

つまり、裏で動いているソフトウェアの仕組みに思いが至れば、その理解は難しいものではなくなります。こうなると、言語やプラットフォームは何でもよいので、プログラミング経験があれば、有益だと言えます。電気電子工学科ではアセンブリ言語、C#言語、FPGA(Verilog-HDL)、Javaについて学ぶ機会があります。多様な言語に触れることで、こういった思考力(センス)が身につくはずです。

 

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