プライベートと仕事などでカレンダーを使い分けることも少なくないと思います。とはいえビューとしては一覧できないと見落としが発生してダブルブッキング等のリスクも出てきます。
そこでカレンダーを相互に共有する必要が出てきます。ここでは閲覧(ビュー)だけを想定していて、編集はそれぞれのカレンダーで行うこととしています。その手順を整理してきます。ここでGoogleはGoogleカレンダーを、Microsoft365は予定表を想定しています。
いずれも共有設定を間違えると一般に公開してしまう危険性もあります。公開設定がどこまでのものかを必ず確認してください。またURLを知られてしまうとアクセスできてしまう方法も多いので、共有URLの秘匿は十分に配慮してください。
また共有URLによるカレンダー共有は定期的に更新される仕組みになっているので、即座に反映されないです。調べてみるとMicrosoft365で3時間後と、Googleで1~6時間ごとのようです。
Google→Microsoft365(一般)
GoogleをMicrosoft365で閲覧するには以下のような手順で設定します。
- Googleカレンダーの共有設定
- Googleカレンダーで「設定メニュー」→「設定」
- 左側のメニューで共有したいカレンダーを選択
- 「カレンダーの統合」にある「iCal形式の公開URL」もしくは「iCal形式の非公開URL」をコピー
- Microsoft予定表での閲覧設定
- 画面左側中程にある「予定表を追加」
- 「Webから定期受信」
- 1-3でコピーしたURLを貼り付け
Microsoft365→Google
- Microsoft365予定表の共有設定
- 「設定」→「Outlookのすべての設定を表示」
- 「予定表」→「共有予定表」
- 「予定表を公開する」でカレンダーを選ぶ
- 右側の選択肢で共有設定を選択
- 「公開」
- ICS形式のURLをコピー
- Googleカレンダーでの閲覧設定
- 画面左側下にある「+(他のカレンダーを追加)」
- 「URLで追加」
- 1-6でコピーしたURLを貼り付け
Googleアカウント同士
後日予定。
Microsoft365アカウント同士
Microsoft365予定表の共有設定
- 「設定」→「Outlookのすべての設定を表示」
- 「予定表」→「共有予定表」
- 「予定表を共有する」でカレンダーを選ぶ
- メールアドレス等を指定する
- 指定したアカウントの右側の選択肢で共有設定を選択
Google→Microsoft365(自分のアカウント同士)
上にGolgle→Microsoft365の共有設定については既に説明しました。ここでは両者が自分のアカウントであるような場合に特化した方法を説明します。これにはアカウントの接続を行います。
SharePointの予定表をアプリ版Outlookで共有
- SharePointで共有のための予定表を新規作成(管理権限を有するユーザーに依頼)
- 「予定表」タブ
- 「Outlookに接続」