別にローカルファイル(OneDrive上を含む)に対する結合ビューの作成手順をまとめました。
さらにこれをSharePoint上のファイルに対しても実現してみます。
基本的な手順は相違ないのですが、フォルダーを指定(絞り込む)する手順というか工夫が不可欠になります。
工夫のポイント
以下の手順で問題となるのは対象フォルダーの選び方です。ローカルフォルダと違い、検索結果のようになるので、初期状態だとSharePointサイト上のすべてのファイルが出てきてしまいます。
お勧めは対象フォルダを検索しやすいような名前にすることです。私は「20220613_○○」のように日付を用いることが多いです。日付とキーワードなら重複することもまずはないでしょう。
- 「データ」→「データの取得」→「ファイルから」→「SharePointフォルダーから」
- サイトURLにSharePointのURL(の前半部分を入力)
- ブラウザーで対象のSharePointページを開いて、そのときのURLをベースとする
- そのまま全部だけ駄目なので、余計な部分をカットします。ここでどこまで入れるかで検索対象が変わるようです
- サインイン情報が求められるので適切なものを選択
- おそらくは「Microsoftアカウント」を選び、「別のユーザーとしてサインイン」
- 「これらの設定の適用対象レベルの選択」が出たら適切に選ぶ(試行錯誤するしかないかも?)
- 「接続」
- 「データの変換」でPower Queryエディターが開きます
- 「Folder Path」(の右端の三角形をクリック)→「テキストフィルター」→「指定の値を含む」
- フォルダー名など特定できるキーワードを指定
- 絞り込まれた結果(ファイルリスト)が対象のものだけになるように検索条件を調整
- サブフォルダーにしている場合には「20220613/data」などとする
- テキストフィルターを多重にして絞り込む、など
- 「Fileの結合」→左側のツリーでシートを選ぶ(この例では1つしか選択肢は出てこないはず)→「OK」
- 「閉じて読み込む」