先日、ブログに書いた処理本体はWord中にある表をアクセスする必要がありました。実は以前からRPA化したいと考えつつも実現できていなかったのはこのWord中の表に対するアクセスがうまくできない点にありました。
発想の転換というほどではありませんが、あらかじめWordの該当範囲を手動でコピー(クリップボードに入った状態)にすることでこれを解決しました。
ver.1ではこれをPower Automate上のテキスト処理で解析しました。これで完成と思っていたところ、表の中のテキストの書き方等の影響でうまくいかないところが発生していました(事務の方に手間をかけてしまいました…)。うまく取得できないケースがあることは認識していましたが、最終行でしか発生しないと思っていたので見落としていました。
このため急遽、ver.2を作成しました。ver.2といいながら完全に新規にコーディングしました(Power Automate Desktopには作成済みプログラムをコピーする機能がない?ので、前のバージョンを消してしまうのでなければ、いずれにしても新規になってしまいます)。
「餅は餅屋」で表の処理はExcelが得意です。そこでRPAの処理として、Excelで新規文書を作成、ペーストすることにしました。Excelは上のような影響があっても今のところ正しく表の形を崩さずに認識してくれています。セルの結合が起きてしまうケースがありますが、ここは繰り返し処理の中で弾くことができました。
これで次こそはミスのない書類が完成するはずです。