8月7日のオープンキャンパスでは、これまでの人が乗れる搬送ロボット(電動台車)に加えて、新たに現在構築中のコミュニケーションロボットの展示を行う予定です。
このロボットはNexusRobot社の製品をベースに、様々な実験に用いるためのフレームワークとして構築しているところです。現在、卒業研究では指向性スピーカーを用いた対話に関するテーマを扱っている学生がいますので、最終的にはこのロボットで実験を行います。
今回の展示ではその基本動作のデモンストレーションとして、人との簡単な会話を実現し、センサーの活用例を示しています(この展示では指向性スピーカーは用いてません)。
ロボット自体がバッテリー(電源)、モーター、制御コンピューター、各種センサーと電気電子技術の塊、集大成でもあります。人とロボットの共生はもはや間違いなく近い将来に一般的なこととなりますが、そのときに人のことをロボットが知ることが重要です。そのための技術はセンサーを中心としたものであり、これは本研究室の主要研究テーマの1つです。
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