実験において、よくある誤りの一つに配線ミスがあります。ときに配線ミスは大きな危険の要因となりますので、通常はミスのないように指導をしています。私の担当する実験では初年度にずいぶんとたくさんのサーボモーターが破損してしまいましたが、次年度からはほとんど破損しなくなりました。
とはいえ、ミスがなくなるわけではありませんし、指導によってそのときだけミスをしないのでは教育的とは言えません。そこで、実験中に配線ミスでこんな危険があるんだ、という体験もしてもらおうと考えました。体験を通じて危険性を理解すれば、ミスをしないように注意を払うことを覚えられますからね。
さすがに全学生が手元でサーボモーターを壊すのはもったいないので、学生の目の前で実演することとしました。しかし、実演はうまくできない可能性があるので予備として、動画も用意しました。